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恐ろしい夢

恐ろしい夢を見ました。

その夢の中では何故か私は中国に留学していて、学校に通いながら中国人(8人家族)の家にホームステイしていました。その頃中国では恐怖政治みたいなのが行われていて、役人が毎日家に来て、何かをチェックしていました。ある日、役人は玄関を適当にチェックしたあと、家の主(お母さん)にベラベラ何か話していました。役人が去った後、何を話していたのか家族の皆に聞いたのですが、頑なに誰も答えてくれませんでした。ますます気になって繰り返し聞いたら、お姉さんのひとりが答えてくれました。『お店を畳んでください』と言われたそうです。私は憤慨しました。この家は、一階で雑貨屋を経営し、それを生業としているので、お店を畳んだら生きていけないはずです。この家族は何も悪いことをしていないのに。何をチェックしているのかも曖昧で、いい加減な役人の一言でお店を潰されなきゃいけないなんて、なんて理不尽なんだと思い、腹が立ちました。しかし、中国人家族の顔を見渡してみると、誰一人表情を変えていませんでした。職を失ったショックで顔を真っ赤にしても良いはずなのに、全員が仮面を被ったように無表情でした。そして、各々がまるで何事もなかったかのように振舞いだしました。私は、そのあとにも役人が何か一つ大事なことを言っていたような気がして、役人が言っていたことはそれで本当に全てか家族に繰り返し聞きました。すると、やっとまた家族の一人が口を開けました。「『一人を生贄に出して欲しい』と言われた。」その意味をゆっくりと咀嚼した後、私の頭は真っ白になりました。「生贄ってなんだ!?家族の中から一人選んで中国政府に差し出すってこと??こんな理不尽なこと言われてなんでみんな黙ってるんだよ!」そう叫びました。雑貨屋が潰れることなんかもうどうでも良くなるくらいの恐怖でした。しかし、中国人家族の皆は、大声を出す私を軽蔑するような目で眺めました。少し間が開いて、家族の誰かが低い声で言いました。「余計なことを言うもんじゃない。こうしてる間にも誰かが監視している」私はゾクッとして、周りを見渡しました。やがて、空気の読めない生意気な末っ子の坊やが、気が動転したのかこんなことを言い出しました。「お父さんが殺されるべきなんだ!」場が凍りました。坊やよりいくつか年上の兄弟が、冷たい笑いを浮かべてこんな風に言い返しました。「お前だよ。俺の親父にそんな失礼なことを言うお前が処されるべきなんだ。お前を生贄にしても親父がいればまた生まれ変わりを生んでくれるさ。」お父さんも、それに追従するように不気味なくらい大笑いしながらこう言いました。「そうさそうさ!俺はまだ産めるぞ~!産みたいぞ~!」一同は狂ったように爆笑しました。お母さんも言いました。「生まれ変わってくれるなら安心ね。」家族は、まるで末っ子を生贄に決定したかのように、殺伐とした視線を坊やに集中させました。坊やは震えあがりました。私は、目の前にいる連中がつい先日まで仲良く団らんしていた中国人家族とは思えず、目を疑いました。
その夜、坊やは家を抜け出し、こっそり手術医のもとへ訪れました。医者は、坊やのお腹に、がらくたのような物をいっぱい詰め込みました。坊やのお腹は、はち切れんばかりにパンパンに膨らみました。坊やは、子供が出来たことを家族に報告すれば、生贄の候補から除外してくれると思い、医者に事情を話し、お腹を大きく見せるようにお願いしたのです。医者はお腹を縫い付けて、言いました。「はい、終わったよ。」そして、坊やが握っていたなけなしのお小遣いをぶっきらぼうに取り上げました。「なんだ、これしかないのか。」医者になにか返事をするように、坊やは何か口をパクパクさせました。しかし、何も話せませんでした。沈黙の後、医者は突然、吹き出しそうになりながら言いました。「まあ、男は子供産めないんだけどね!」暗がりに佇んでいた助手たちは、一斉に吹き出し、手術室は爆笑の渦に包まれました。
次の日、私は行方不明になった坊やを探していました。その時、携帯に電話がかかってきました。電話をとると、学校の先生の怒鳴り声が聞こえてきました。「34525番日本人!あんた今日学校でしょう!」私はすっかり、学校に行くことを忘れていました。「すみません!失念しておりました…本当にごめんなさい!」
その過誤が、致命的でした。私はどこか、情の深いふりをして、中国社会の粛清の波は他人事だと思っていました。しかし、私は気づいたら、訳も分からぬ怪しい病院のベッドに横たわっていました。何人もの死体が近くに転がっているのかと思うくらい、途轍もなく臭い匂いがしました。意識は曖昧でしたが、このような会話が聞こえてきました。「次の施術はこいつだね。女の子か。可哀そうにwおい助手、お前と同い年じゃないか?友達になれそうだな」「ええ。良いですね。」男性の声と、若い助手のような人の薄ら笑いが満ちていました。「まあ、この人がドナーじゃなかったらの話ですけどねw!」二人は流れ作業のように採血のようなものを済ませた後、声を掛け合いました。「外国人34525番、まずは首をサクッといきますか。」「サクッとね。」

ここで目が覚めました。背筋がゾクッとして、不気味な夢でした。

コメント

  1. ミギキキ(吹き消す) より:

    末っ子と医者のやり取りが胸くそ悪いっすね、
    生贄とか本当にやってそうで・・・、

  2. jinsei7568 より:

    シュールで面白い。
    漫画か小説になりそうな夢ですね。
    続きは想像で書いてみるのはどうでしょう。

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